デザイナー!辞めることにしました!

西山はるか
グラフィックデザイナとしてデビューしてからはや2年目・・・わたくし!デザイナーを辞めることにいたします!!

ごめんなさい。ちょっとウソです(笑)

デザイナーは個人的に続けていきますが、現在のデザイン会社を辞めることにしました!

本当にこの会社の人たちにはお世話になりました・・・デザイナー未経験の人なんて普通雇いませんよ(笑)

私のプロフィール「未経験からデザイナーになった流れ」

まだ働いてから2年目で、技術的にもまだまだな私が、なぜ会社を辞めるのでしょうか?

社長から「辞めた方がいいのでは?」

ある日、いつものようにのんびりと会社で作業していると、社長からミーティングルームへ呼び出されました。

[say name=社長 img=”https://kimotii.com/wp/wp-content/uploads/2019/01/kimotii.com-1548636950-730786d42a4f79c4888717a934733389.png” from=”right”]ちょっとキララくん来てくれる?[/voice]
西山はるか
はーい。何でしょうか?
[say name=社長 img=”https://kimotii.com/wp/wp-content/uploads/2019/01/kimotii.com-1548636950-730786d42a4f79c4888717a934733389.png” from=”right”]仕事、楽しい?[/voice]

いきなりギョッとするような質問をされてしまいました。

西山はるか
あ・・・うーん・・・はい。楽しいです。
[say name=社長 img=”https://kimotii.com/wp/wp-content/uploads/2019/01/kimotii.com-1548636950-730786d42a4f79c4888717a934733389.png” from=”right”]何でちょっと考えたの?[/voice]
西山はるか
それは・・・

働いてまだ2年も経っていない私ですが、実はちょっとした不満が重なっていました。

 

まず社内にデザイナーが私一人であり、相談できる相手がいなかったことは、最初は特に大変でした。

人間追い込まれれば何とかなるもので、独学でイラレやフォトショはしっかり使いこなせるようにはなりました。

ただ、それでも相談したいと感じることは常にあり、一人で黙々と解決する日々が続いていました。

しかも私以外はみな営業マンであるため、私が何時間もかけて作った作品も「うん、ありがと」程度で受け取られてしまいます。

いやわかるんです・・・街や電車に溢れている広告たちもとんでもない制作時間がかかっていて、それを道ゆく人は1秒くらいしか眺めません。

デザインなんてそんなもんなんです!

ただ・・・やはり制作側の苦労や熱意を知ってくれる人がこの世に一人もいないというのは実に寂しいものですね・・・。

営業さんはやはりこちらの苦労がわからないので、何時間もかけて作ったものを渡しても「ごめん!確認したらそこデザインしなくてよかったみたい!空白にしといて!」とか言われることがしょっちゅうです。

それが嫌だから「もう少し内容が詳しく確認できないと制作に取りかかれません」って返すと「なんでめんどくさがってんだよ!甘えるな!」って言われます。(普段は仲良しですよ!)

デザイン業界はどこもそうらしいのでもうこれは仕方ないのかな・・・とにかく、

共に高め合い、励まし合い、叱責し合う仲間がいなかったこと。それが現在不満ではあります。

 

次に、業界の将来性に不安があること。

私は簡単に言えば印刷業界のデザイナーです。

商品ディスプレイなんかを作ることが多い会社で、”色”に関する知識がとても付きました。

それは良かったのですが、まず業界が古臭いです・・・。

私の会社の人たちはほとんど電卓で見積書の計算をしますwww

会社だけでなく、クライアントたちもだいたいそんな感じで、イラストレーターも旧バージョンを使っているため、データを渡すときはダウングレードしたりとなかなかめんどくさいです。

社長に関してはスマホも嫌っており、LINEなどのチャットツールで連携を取ることもできません。

何より現代はweb広告で商品を宣伝する時代であり、商品ディスプレイに力を入れる企業は減っています。

いるとしても、低コストであるダンボールを使う人が増えています。

金のある会社は紙じゃなくてアクリルを使うのでさらに私たちの出番がありません!

そんなこんなで、

ずっとここで働いていていいのかな?と思うことが多くなりました。

 

最後に、ちょっと飽きました(笑)

デザイン自体は奥が深くて楽しいです。まだまだ全然極め足りません。

ただ、この会社でのデザイン業務はもう大方できるようになってしまい、学べることが無くなりつつあります。

そういった意味で飽きてしまったんですよね。

 

[say name=社長 img=”https://kimotii.com/wp/wp-content/uploads/2019/01/kimotii.com-1548636950-730786d42a4f79c4888717a934733389.png” from=”right”]やっぱり何か不満があるんでしょ?[/voice]
西山はるか
・・・正直、無いとは言えません。とてもいい会社ではあるし、できればずーっとここでのんびりしていたい気持ちもあります。

この会社は本当にいいところで

・土日休みに加え1ヶ月に2回好きな日に休める

・仕事が無いときはネットサーフィン・ブログ・勉強ができる

・イラレフォトショをタダで使わせてもらえる

・私服勤務OK

・社長の気分で定時より早く会社が終わる

・ナレーションの仕事が入ったら会社を休ませてもらえる

え?なにこれ?天国?

給料はそこまで多くありませんが、ここで働きながら副業をすれば収入的には問題無いかな?といったところです。

私以外の営業はそこらへんの企業よりいい給料もらってますし、売り上げも今は安定しているので、辞めるのが非常にもったいないですwww

西山はるか
すごくいい会社だと思いますが、もっといろいろなことに挑戦したい気持ちがあるんです。
[say name=社長 img=”https://kimotii.com/wp/wp-content/uploads/2019/01/kimotii.com-1548636950-730786d42a4f79c4888717a934733389.png” from=”right”]うん。なら、辞めた方がいいよ![/voice]
西山はるか
エッッッッッ!!!
[say name=社長 img=”https://kimotii.com/wp/wp-content/uploads/2019/01/kimotii.com-1548636950-730786d42a4f79c4888717a934733389.png” from=”right”]うちの会社ではキララ君にこれ以上の給料は払えないんだ。[/voice]
西山はるか
確かに。利益を出しているのは営業であって、デザイナーである私はサポートでしかありませんね。
[say name=社長 img=”https://kimotii.com/wp/wp-content/uploads/2019/01/kimotii.com-1548636950-730786d42a4f79c4888717a934733389.png” from=”right”]キララ君の給料を上げても破綻はしないけど、でもそれなら、君が高収入を狙えるくらいレベルアップをして立派な大人になるのが一番だと思うんだ。

それに多分、君の抱えている不満はうちの会社じゃ解消できない気がする。[/voice]

西山はるか
そう・・・ですね。

わかりました。

会社、辞めます

胸を張れる30代へ

こうして、私は企業デザイナーを辞めることになりました。

もちろん個人的にデザインのお仕事は続けていきたいと考えいているので、引き続きお問い合わせをお待ちしています(笑)

ナレーター・デザイナーの仕事依頼

さて、これから地獄の転職活動です。

現在26歳、今年で27歳の私は、もう転職がこれ以上厳しい年齢に突入していきます。

新たにデザイン会社に入るという選択肢もあるのですが、ここはあえて未経験職種にしたいと思います。

おそらくデザイン会社であれば経験者枠として、確実に今より高い給料で雇ってもらうことができます。

ただ、私は20代のこの貴重な時間を新しい世界に使いたいと思ったのです。

おそらく初任給は18万円程度で、私の年齢では恥ずかしいくらいの年収にしかなりません(笑)

とは言え、ナレーションも、デザインも、さらにもう一つ手札があれば、今後の人生で転職先に困ることは多分無くなるでしょう。

なんなら副業の選択肢も増えて、夢のフリーランスになれちゃうかも?(甘い)

 

教わることができるのは20代までという神話をよく聞きます。

現代人からするとナンセンスな考えですが、そういった考えを持つ人はまだたくさん社会にあふれています。

その人たちから認めてもらうためにも、今は努力を積み重ねる段階だと、私は強く思うのでした。

未経験だけどプログラマーとして転職活動をはじめました!

ではでは

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西山はるか
会社員だったがうつ病で退職。 そこからなぜかプロナレーター・声優に。 しかしこれだけでは食っていけないと思い絵もデザインもド下手なのに経験者というハッタリをかまして、見事グラフィックデザイナーに転身。 その後さらに収益をアップさせるためにフリーランスエンジニアにジョブチェンジ。もうめちゃくちゃである。