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放送部って知ってる?放送委員ではないのです

西山はるか
学生時代に部活動はしましたか?私は高校生の時、放送部に入りました!
性獣
僕の学校には放送部なんてありませんでしたね?放送委員会ならありましたけど・・・
明後日キララ
(学生だったの・・・?!)

数ある部活動の中に、「放送部」という謎の部があります。

テニスや野球を始め、吹奏楽部や美術部など有名なものもあれば、学校によっては軽音部やパソコン部など変わったものもあるかもしれません。

でも放送部はさらに珍しいのではないでしょうか・・??基本的に「委員会じゃなくて??」と言い返されます。

マイナーな割に大会もあります。何を競うんでしょうね?www

謎に包まれた放送部。一体どんなことをする部活なのでしょうか・・?

放送部での出来事はnoteにまとめてます

実は放送部であった日記のようなものをnoteに書いています。

よかったら見ていってくださいw

活動内容

まず1つ目は「校内放送」。基本ですね!

朝、昼、夕方に校内放送をして生徒たちに呼びかけます。

「ただいま8:45です。生徒たちは教室に入り、読書をしてください」みたいな。

 

2つ目は、「番組」です。

あらかじめ収録をしておいて、お昼に校内放送でラジオ番組のようなものを流します。

さすがに毎回やるとネタが尽きるので、たまにやります。生徒からしたらウザいだけですしねw

一年生が入学してきたくらいに、ためになる情報を流したり、あとは音声ドラマなんかを作ったりもしましたね。

なんでこんなことをするかといえば、それはもちろん部員勧誘のためです(ゲス顔)

この放送を聴いて「僕もやりたい」「私もやりたい」となった生徒を部員にしてしまうのが目的です・・・そうじゃなければやりませんよこんなめんどくさいこと・・・(暗黒微笑)

そして私のいた高校の放送部は強豪校だったため、機材や収録環境も整っています。つまり毎年大量の入部希望者が来るんですよね。

こうやってメディアを使った戦略を使えるのは放送部だけの特権ですね!

 

3つ目は、「学校行事」です

体育祭が一番大変ですね。1から全部配線をしてマイクが使えるようにしたりアナウンス部は実況、制作部は音量の調整をします。

そして終わったらコードを全部片付けて掃除ですよ・・・めちゃくちゃ大変です!

生徒たちは何も知らないようですけど、運動会のマイクはちゃんと放送部が1日かけてセッティングしてたんですよ!

文化祭の時もステージで見せ物をする団体のサポートをしますし、それと並行して放送部の出し物もやります。人手が足りません。

なんなら照明もやりますよ?!演劇部との打ち合わせは大変でしたね・・・。

私たちの放送部は機材が豪華でしたので、プロが使うようなデカいビデオカメラで校内行事を記録することもちょくちょくあります。

重たくて辛いんです・・・。

 

そして4つ目。これが一番大変で一番知られていないんですけど、

大会があります。

私たち放送部は「アナウンス部」と「制作部」に別れており、それぞれが大会に向けて活動します。

私はアナウンス部でしたので、日々発声練習をし、課題原稿の読みに没頭します。

1年に1回「NHK全国放送コンクール」という、野球部で言う甲子園がありますので、それが最終目標です。

2分程度しかない原稿をコンクールのために1年間練習し続けます・・・狂気!!!

他の大会もありますが、私たちの放送部は2〜3個程度しか挑戦しませんでした。

完全にNHK杯に勝つことが全てです・・・!

1回勝ってもダメなんです!

地区大会上位25位に入賞

県大会上位3名に入賞

全国大会予選上位100人に入賞

全国大会準決勝上位10人に入賞

全国大会決勝戦!

というとんでもなく長い戦いを乗り越えないと勝利の栄光をつかむことができません!!!

決勝戦はNHKホールという、「紅白歌合戦」の会場で有名な場所で開催されます!全席ギャラリーで埋まります!

たとえ優勝できるような実力がある人でも、この連続戦闘の中でちょっとミスして敗北なんてこと全然あります。常にノーミスであることが求められます・・・!

私は「朗読部門」で全国の予選までしか行けませんでした・・・。

その後大学生になってから「アナウンス部門」に変更し、3年間挑戦し続けて最後には全国優勝できました・・・長い戦いだった・・・。

 

ちなみに番組部門は「映像ドラマ」「映像ドキュメンタリー」「音声ドラマ」「音声ドキュメンタリー」などがあります。

自分の得意な分野で戦います!

弱小校はそもそもこの番組を作るための設備が学校にありません!!良くて電気屋に売ってる録音機を部費で買うくらいでしょうか・・・。

しかしそれでも優勝する学校はたまにあるので、最後まで何があるかはわかりませんね!

私の放送部は強豪校だったので、1台100万円近くするカメラが数台あったり、音声収録するラボがあったりしました。

校舎が改装されてラボが増やされ、編集用のパソコンも大量に追加されたりと、大変恵まれていました・・・。

 

現在は違いますが、私が高校生の時は週7で部活をしていました・・・朝練までやってた・・・今考えるとおかしい。

放送部でよかったこと

やはり一番は男女混合であることでしょう!(ゲス顔)

男子テニスや女子バスケみたいな区分けがされていないので、女子たちと毎日楽しくおしゃべりできちゃうんですね!

特に私のいたアナウンス部は男子がほとんどいなかったのでパ〜ラダイスでしたよ。

しかも私は部内のエースだったので後輩の女の子からモテまくりました。一時期可愛い彼女ができたりして幸せでした・・・///

ちなみにクラスだと友達が一人もいませんでした・・・。毎日お昼休みは部室でお弁当食べてましたね・・・。

あ、普通の学校じゃ無理ですよ。

私の放送部は強豪校だったので部員数50人くらいだったし、可愛い子もたくさん入ってくれましたが、弱小校だとアニヲタしか入部しません。その時は諦めて部活を頑張りましょう!

さて下心は置いといて・・・。

 

毎日声の鍛錬をしていれば嫌でもアナウンスが上手になりました。

おかげで現在はナレーターを名乗れるようになりました。

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プロとは言えないんですけど、一応テレ朝に預かり所属のような形で入れましたし、もちろん個人的に活動もしています。

もともと才能の無かった私がこうやってナレーターに挑戦できたのも、本当に放送部のおかげです。

 

あとは音声編集ができるようになったことも大きい気がします。

番組制作の手伝いや自分の音声編集などを経て、音声編集スキルがつきました。

音声編集ができるおかげで映像編集も軽くできますし、テクノロジーに対してのアレルギーがなくなりましたw

もしナレーターが無理でも、こういった編集の副業が選択できるという安心感がありますね。

 

現在はデザイナーとなって、放送部とは全く関係のないお仕事をしていますが、本当に楽しくていいところでした。

もしこれを読んでいるあなたが学生であれば、ぜひ、放送部に入ってみてください。

意外と悪くないですよ!

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ABOUT US
西山はるか
会社員だったがうつ病で退職。 そこからなぜかプロナレーター・声優に。 しかしこれだけでは食っていけないと思い絵もデザインもド下手なのに経験者というハッタリをかまして、見事グラフィックデザイナーに転身。 その後さらに収益をアップさせるためにフリーランスエンジニアにジョブチェンジ。もうめちゃくちゃである。