副業でお金が稼げる事は本当だけど お金持ちになれるわけではない

西山はるか
不労所得って言葉知ってますか?

私は昔、1つのブログを必死に運営していました。

今ではもう本ブログのみですが、その昔のブログは「お金儲け」のために運営していました。

なぜブログがお金儲けになるのか?

ブログはお金を稼ぐことができるのか?できないのか?

ここ2~3年経験してわかった不労所得の真実

を書いていきますね。

不労所得ってすごい

ブログを始めたのは不労所得を得たいと思ったのがきっかけです。

不労所得とは、読んで字の通り「労力を使わ不とも得られる所得」の略。

つまり何もしなくてもお金が入るってことです!

新卒で社会人になった私は

「このまま毎日満員電車に揺られて会社に行って帰って寝るだけの生活をするのだろうか」と社会の恐ろしさに戦慄していました。

せっかく彼女と同棲しているのに、一日のほとんどは会社のおっさんと共に生活します。

何これヤバい。社会ヤバい。

働かないでお金持ちになる方法は無いか?そう思っていろんな副業を調べました。

そこで出会ったのがブログ。

ブログをしっかり作れば、それがお金の自動販売機となって毎日利益を出してくれるというのです。

何もしなくてもお金が入る?!

夢のような副業に私は心を奪われ、すぐにブログを始めました。

ブログで不労所得なんて嘘だった

これは断言できます。

ブログで不労所得なんて実現不可能です

私が知っている限り唯一の不労所得は「投資」です。

それ以外に存在するとすればそれは詐欺です。

「なんで?ブログで稼いでる人たくさんいるじゃん!」

いますよ。それは真実です。

ただ、全然「不労所得」では無いです。

実際ブログを書いてみてわかったのですが、ブログ運営はかなりの労力を必要とする作業です。

正しい方向で努力すれば稼げるようにはなりますし、努力を間違えれば稼げません。

しかし「努力」が必要な時点でもう全然不労所得ではありません。

ブログの利益は、もう立派な、労働に対する対価です。

友人がブログライターの会社に所属していますが、毎日10時頃まで残業しています。重労働です。

ブログは個人だけでなく会社が運営するくらいには、既に世の中に浸透しているビジネスです。

全然楽じゃありません…1年くらいブログを書いて私はやっと知ることができました。

結局「ブログ書くのも働くのもそこまで違いは無い」ということに気付いたら私はブログを閉鎖し、自分のスキルを売る場としてのブログ「ナレーターになれーたー」を新たに作りました。

今時ブログ無しでナレーター・声優は無理だと思う

フリーランスはお金持ちなわけではない

ツイッター、インスタ、Youtubeにはたくさんのフリーランスがいます。

みんな楽しそうに仕事をして、自由な時間を謳歌して、たまに他のフリーランスとコラボしたりして、なんとなく華やかですよね。

でも、頭を冷やしてよーく見てみると、

別に稼げてはいないのでは?

という疑問が湧いてきます。

月商100万円達成と言っている人がいれば、それはあくまで「月商」で、売ったもののコストを差し引くとそこまでお金は残らなかったりする可能性もあります。

例えるなら居酒屋。

居酒屋が3店舗成功すると年商が1億円くらいだと言われています。

しかし12ヶ月の売り上げが1億だとしても、社員やバイトへの給料・食材費・管理費などを引くと、1000万円稼げているか微妙なところです。

しかもそこから税金が引かれ、手元に残るお金はそこまで無い…それが年商の正体なんです。

 

超フォロワーが多くて超稼いでいるフリーランスがたくさんいるように見えますが、実は案外稼いでません。

しかし稼げているフリーランスも実際にはいます。

稼げているフリーランスと稼げていないフリーランスの違いってなんでしょうか?

 

それは、個人向けに商売しているか法人向けに商売しているかの違いです。

※法人→会社のこと

法人は多額のお金が動く

社会人を経験したことのある人はわかるかと思いますが、会社が動かすお金って何百万円単位ですよね。

私のいる会社は社員が7人の小さな会社ですが、社長一人で1億円を売り上げており、ぶっちゃけみんなが利益を出せていなくても毎月給料が出せます。

で、その1億円は社長が毎日がむしゃらに稼いでるのかというとそういうわけでもありません。

たった1社のお得意さんが1億円の売り上げをくれているのです。

社長は年齢的にもう引退する年なので1社しか取引していません。しかし、それで1億出せているんです。

これは、個人相手に商売していたら永遠にたどり着けない数字です。

100円のお菓子やジュースで毎年何億円も売り上げているカルビーとかグリコとかの会社は普通にバケモノだと思いますwww個人向けビジネスなのにwww!

 

ツイッターなどのSNSで一番目立っているのは、個人向けビジネスをしているタイプの人たちです。

「フォロワーの増やし方を1000円で教えます」といった内容の情報を拡散して利益を得るパターンが多いです。

意外とバカにできない商法で、これで100万円を稼ぐ人も割といますね。すごいビジネスです。

ただ…これを死ぬまで継続できるかはわからないですよね。

フリーランスは仕事を切らさないことが何よりも重要です!生活が維持できなくなりますから!

さて、もしあなたがフリーランスになったとして、死ぬまで個人からお金を取る方法って思いつきますか…?

私は思いつきません。一個でもとっておきのネタを使ったらもう稼げる気がしませんwww才能が無いwww

 

こうやってネットの住民を相手にするよりは、企業単位の取引をした方が利益率も継続率も高いです。

 

例えばナレーション。

私にナレーションを依頼してくる人には個人も法人もいますが、個人だと1000円もくれないお客さんがたくさんいます。

しかし法人が相手だと、「安くてごめんなさい」って言いながら2万円を渡してくる人ばかりです。

個人の10倍以上の報酬をくれるのが法人なんです。(というかナレーション2万は安すぎw)

 

もちろん最初は個人相手に小さな商売をしていた人が知名度を上げて企業とやり取りするほどに成長するパターンも多々あるので、完全に否定はしません。

ただ、個人を相手にするときはお金儲けというよりランチ代程度に考えておいた方がいいかもしれませんね。

お金を稼ぐ会社員の特徴を考えてみた

「でも会社員になっても稼げないからフリーになってるんだよ!」

わかりますよ…私なんて年収300万程度です。

副業してなかったらかなり生活苦しいです汗

ボーナスなんて人生で一度もらえたことありませんwww(やっとボーナスもらえる会社に転職成功しました…泣)

現代の年収の中央値は300万円と言われており、500万なんて稼いだらお金持ち認定です。

こんな世界でお金の稼げる会社なんてあるのかわからなくなりますよねwww

実際のところ、稼げる会社は一応あります。

 

1、建設系

需要ありまくりです。

最近は人手が足りていない上に、建物を作れるということは資金力もあるので、給料は非常に高いです。

お金があるので、メイド喫茶に行くとだいたいお客さんは建設業界です(建設業界の友人 談)。

法人向けビジネスですが、個人向けでもかなり利益が取れる業界ですね。

 

2、配達系

現代は家でゴロゴロしていてもお買い物ができるようになりましたね。

それは配達員さんが頑張ってくれているからです。

配達の仕事は需要ありまくりです。

佐川やヤマトが最近値上げをしましたが、それでも客が減らず配達員たちが苦しんでいます。

個人向けビジネスとしてもかなり利益が出せて、年収1000万円が割と現実的な仕事です。

 

3、公務員

私の両親は公務員ですが、年収はやはりいいです…。

おかげで私はなんの不自由もなく育てていただきました。本当に感謝です。

お金が無くても借金して大学に進学できる「奨学金」という制度がありますが、私は両親が公務員であるため使うことができませんでした。

法人でも個人でも無く、国から報酬をもらうという珍しいタイプのお仕事です。

 

4、IT系

私が一番語りたいのがこの仕事。

ITは人手不足で、派遣社員だろうが契約社員だろうが大活躍できる業界です。

社会はIT化が進んでいますがさらに進むことは間違いありません。

パソコン一つで法人相手に商売できるってすごいなあ…。

 

1、2は肉体を使った重労働。

3、4はデスクワークですが事前に勉強をしなくては入社できない。

(他にも様々な稼げる業界があるかとは思うのでよかったら教えてください!)

それぞれ厳しい条件をクリアすればこのような給料の高い業界に入ることができます。

中でもコスパがいいなって思うのが「IT系」です。

プログラマーという、パソコンの画面によくわからない文字を打ち込むあのお仕事です。

あれの何がいいかっていうと、普通の人でもなれちゃうからです。

プログラマーは天才じゃないとなれない?

よくネットで見かける有名人で、

ひろゆき ホリエモン 任天堂の社長

ここら辺の人はプログラマー出身です。

海外ですと、マイクロソフト・インスタ・フェイスブック・アマゾンを作った人たちもプログラマーです。

この人たちは特段天才だったかというと…

天才です(笑)

流石にこのレベルは簡単にはなれないですねwww

ただ、プログラマーが全員このレベルの天才かっていうとそんなことは無いですよね。

そこらへんの冴えないおじさんがプログラマーだったり、都会でおしゃれを楽しんでいる女性がプログラマーってことも全然普通にあるんです。

プログラマーって才能が無くてもなれちゃう職業なんです。

もちろん勉強しないとなれない職業だし、簡単ではありません。

でも、公務員試験よりはずーっと簡単です。

公務員は国語算数理科社会英語を死ぬ気で勉強しないとなることができませんが、プログラマーは簡単なアプリを面接に持っていけば割と合格できます。

私に関してはアプリ無しで合格できました・・・(笑)

 

で、プログラミングって何がすごいかというと、0円で作品が作れてしまうところなんですよね。

パソコンの中でデータを組み上げただけなのに、企業相手に何百万もの値段で販売することができてしまうんです。

売った後もメンテナンス費という名目で継続的にお金をもらったりできます。

とんでもなくコストパフォーマンスの良い仕事じゃないですか?!

理想は本業プラス好きなこと!

「個人ではなく法人相手に商売しろ!」と言ってきましたが、難易度はかなり高いです。

であれば、本業で稼ぎつつ気楽に副業をするのがベストではないでしょうか?

 

私はナレーションしたり、絵を描いたりすることが大好きです。

できればそれを一生の仕事にしたいと思い、しばらく努力を続けてみました。

しかし、残念ながらナレーションやイラストは世の中が本当に求めているものではありませんでした。

文字数の多いナレーションで2000円以上の額を請求すると「じゃあ他の人に頼みます」とかそんなんばっかり。

頑張ってたくさんのデザインをしても、人によっては平気で捨てやがります。

企業はお金をたくさん払ってくれますが、中にはクリエイターのことを舐め腐っている人もいて、やり取りが不愉快になることもしばしば。

だから私は、メインの収入はプログラミングにし、ナレーションは隙間時間で副業、イラスト・デザインは完全に趣味にすることにしました。

イラストやデザインは上手い人が多いので真正面から戦わないことにしました(笑)やばいお客さんは上級者の皆さんに任せて、私は優しい人にしか提供しません!

ナレーション・声優ならあまりライバルはいません!大変だけどこれからもバリバリやっていきます!

 

私のオススメは圧倒的にプログラミングですが、合うものは人ぞれぞれです。

絵が人一倍得意であればそれを仕事にしない手は無いし、声が良ければ磨くに越したことはありません。

でもみんながそのような才能を持っているわけではありません。

金銭や人間関係のバランスの取れた良い職業を探し、隙間時間で副業に挑戦してはいかがでしょうか!

ではでは

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西山はるか
会社員だったがうつ病で退職。 そこからなぜかプロナレーター・声優に。 しかしこれだけでは食っていけないと思い絵もデザインもド下手なのに経験者というハッタリをかまして、見事グラフィックデザイナーに転身。 その後さらに収益をアップさせるためにフリーランスエンジニアにジョブチェンジ。もうめちゃくちゃである。