プログラマーになるなら諦めて派遣になろう 意外と悪くない

西山はるか
プログラマーとして転職し、1週間が経過しました・・・。

新卒から3年間で営業・エンジニア・デザイナーと渡り歩いてきた私ですが、この度プログラマーとして転職を決めました。

プログラマーっていうとパソコンであの難しい文字を画面にたくさん打ち込むあの仕事です。

大きく分けて2種類のお仕事があって、1つが「自社開発」。

メルカリやLINE、クックパッドなど、自分の会社でサービスを開発するプログラマーです。

私服勤務OK。フレックスタイム制、残業少なめ給料多め。

イメージはこんな感じです。

理想の会社員って感じのが自社開発プログラマーですね。(偏見が入っています)

もう1つは、客先常駐プログラマー。

自分の会社で働くことはなく、常にお客様の会社に派遣されて働くタイプです。

給料は低いしスーツ勤務だったり8:30出社だったりする、多くの人が想像するプログラマー。

こんなイメージ。

で、私はどっちに入社したかと言うと

後者です。ブラック臭プンプンな方

けれど少し待って欲しいんですね。

実は、最初は客先常駐を経験した方がメリットが大きくなる可能性があるんです。

実は現在ITバブル

過去にもITバブルという時期がありました。

確かパソコンが普及してたくさんのIT企業ができて、それで株がすっごく上がったんですよね。

しかしみんな一通りパソコン買っちゃったから売り上げが落ちて、勢いだけで企業した技術の無いIT企業が潰れて株が大暴落…そんな事件でしたね。

で、現在それに近いような?株が上がるというわけでは無いのですが、ITの需要が目まぐるしく進化しています。

ITが異様に早く進化しちゃったせいでそれを扱える人間が足りていないんです。

ですから、現在ITに関するスキルを身につけると一生職には困らないというか、なんなら日本は人口が減っているのでさらに困らなくなります。

だから将来の夢が特に無かったり、手っ取り早くお金を稼ぎたい人には私はプログラミングをおすすめしています。

プログラマーそんなに年収いいの??

私は以前半年だけITで働いていたことがありますが、給料はそこまで良くありませんでした。

手取り17万円のボーナスは10万円くらいでした。

「じゃあプログラミング覚えても無駄じゃん」

いえいえ実は面白いデータがありまして…

嫁も私と同じようにIT企業に勤めているのですが、彼女はSQL言語という、比較的易しい言語が得意です。

(ちなみに私はSQL理解できません。どこが簡単なのでしょうか?)

彼女からすると

「私はSQLくらいしか扱えないから給料はこんなものかな…」

と思い込んでいたんです。

しかし、ちょっと遊びでレバテックというサイトで嫁の市場価値を調べてみたのです。すると…

60万円でした

なんと嫁は月給60万円で雇ってもらえるだけの能力があったのです。

嫁は3年ほどIT業界に勤めて自分のスキルの無さに悩んでいましたが、実はこれほどの市場価値があったのです。

会社から20万円程度しかもらえない嫁が実際はこれだけ稼げるポテンシャルを持っている。

これは一体どういうことなのでしょうか?

IT業界の闇!SES!

ここでいよいよ登場します。

ITでブラックのぬか床と言われているSESについて説明します。

SESとはシステムエンジニアリングサービスのこと。

要は「あなたの会社にエンジニアを貸してあげるよ!」って内容の事業です。

嫁は会社から某ド●モにSESで派遣され、月額70万円のレンタル料が発生します。

しかし嫁に支払われるのは20万円のみで、残りの50万円は会社に吸い取られます。

これがSES!すごい安定したすごいクソみたいなビジネスだね!

嫁は2年ほどド●モに派遣されていたので、会社には1200万円ほどの利益が入っていることになりますね。

嫁一人で1200万円を売り上げているので、何十人、何百人もの社員にこれをやらせれば会社はどんどん大きくなります。恐ろしい…!

入るなら自社開発がいい!けど…

なんとなくSESが恐ろしい業界というのはわかっていただけたかと思います。

正社員として入ったはずなのに仕事内容は派遣社員。これいかに。

ですからプログラマーになる人は自社開発をしている会社に入ることを望む人が多いです。

ただ、現実は甘くありません。

自社開発は給料が良い分、それなりに能力のある人間しか雇いません。

新卒なら雇ってもらえるかもしれませんが、中途採用だとほぼ経験者のみの募集です。

「未経験歓迎」と書いているところもありましたが…あれは嘘です。

面接行ってきましたけど玉砕しました。やっぱり経験者が欲しいみたいです。

じゃあどうすれば経験値をつけて自社開発の会社に入れるかというと…

SESで修行する以外道は無いのです。

理想のプログラマーとしてのキャリア形成

プログラマーは現代において需要があり、間違いなく稼ぐことのできる職業です。

まず最初の2~3年はSESで頑張って働きます。

SESなら新人研修もしてくれるので、未経験者にはありがたい環境です。

もちろんどこに客先常駐するかは運次第です。

場所によっては様々なプロジェクトに関われてスキルを磨くことができますが、ひどいところだとバグ探しくらいしかさせてくれない会社もあります。

社員にバグ探しをさせるくらいなら、人材をレンタルして代わりに作業させた方が資金効率がいいんでしょうね…。

仕事内容は良くても出勤時間が早かったり家から遠かったり、何が起こるか本当に読めません。

しかしこれを数年耐えたらさあお待ちかね

独立です!

「え?!自社開発の会社に転職するんじゃないの?」

それが違うんですよ。

エンジニアはフリーランスになるべきです。

実は最近はフリーランスエンジニアをサポートしてくれるエージェント企業が増えてきているんです。

そこに登録すれば、たくさんの仕事を紹介してもらえます。

しかも仕事内容はSESと同じですので、今まで会社に座れていた分のお金を全て自分のモノにできるんです!(エージェントに手数料は取られますが)

60万円の案件に常駐した場合は、どんなに多く手数料を払ったとしても50万円は自分の利益になります。

フリーランスエンジニアって最高じゃないですか?!

何よりSESのような形で仕事ができるので、様々な案件に関われてスキルを上げることができるのです。

そして最終的にスキルが成熟したら、人によっては大手の自社開発に転職すればいいのだと思います。

その頃にはもう充分な腕と、高額な年収が狙えるはずです。

女性はちょっと難しいかも

本当なら嫁をすぐにでも独立させたいところなのですが…

このフリーランスの働き方には大きな弱点があります。

それは、働かないとお金がもらえないことです。

当たり前のことかもしれないのですが…もし幼い子供がいる場合は働くのが難しくなりますよね。

その時フリーランスだと給料が完全に途絶えてしまうのです。

会社に属していれば、法律により国から給料の2/3が支給されます。

嫁はこれから子供を作りたがっていますので、大人しく転職活動をしていい会社に入るとのことです。

この場合は仕方ないですよね…。

思考停止でプログラミングスクールに行こう

兎にも角にも、現在の職業に満足していない人はすぐにでもプログラマーとして転職した方がいいです。

Progateというサイトで基礎を一通り学んだら、プログラミングスクールに通いましょう。

副業でプログラミングをするという手も悪くないのですが、最初は我慢して会社員になってしまった方があとあと幸せになれます。

ですので、プログラミングスクールの中でも特に転職サポートが付いているものを使いましょう。

ゼロスクというスクールは転職サポートが付いていますし、なんなら受講料0円です。

なんで0円かというと、生徒を転職させてその報酬で利益を得ているからです。

リクナビやマイナビもやっていますけど一人転職成功させるだけで100万円くらいのお金が動きますからね。転職業界はとんでもないです…。

だから、無料だからってスクールの質が落ちるとかそんなことは無いので、お金が無い人でも安心して通うことができます。

GEEK JOBというところも同じく0円で通えて転職サポートが付いていますので、好きな方を利用しましょう。

ただ、1つだけ懸念点があります。

それは、0円スクールの扱う言語が「Java」であるということです。

確かにIT業界で一番シェアの大きいプログラミング言語はJavaで、それさえ覚えれば良いといえます。

ただ最近はWeb言語と呼ばれるものの方が人気や年収が高く、Javaはちょっと流行ではありません。

Web言語を学びたいのであればCodeCampなどの有名なスクールを使った方がいいかと思います。

けれども、私はJavaで全然いいと思っています。

私はWeb言語であるPHPというものを専門に勉強していますが、いずれは他の言語も覚えなくてはいけません。

PHPは扱いやすいWeb言語である分、上級者にはあまり好かれていない言語なのです。

いずれ新しい言語を習得する日はどうしても来てしまうので、それであればJavaを覚えてとりあえず手に職をつけてしまうのがベストかと思います。Javaのスクールであれば無料ですしね。

 

プログラミングで安定収入を得たら、そのあとは自分の好きな活動を思う存分すればいいのではないでしょうか?

ブログ、YouTube、イラスト、声優、投資、アニメ鑑賞など…

本業で安定収入を得ながら、空き時間で趣味のレベルを上げていくのが効率がいいと思います。

ではでは

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西山はるか
会社員だったがうつ病で退職。 そこからなぜかプロナレーター・声優に。 しかしこれだけでは食っていけないと思い絵もデザインもド下手なのに経験者というハッタリをかまして、見事グラフィックデザイナーに転身。 その後さらに収益をアップさせるためにフリーランスエンジニアにジョブチェンジ。もうめちゃくちゃである。